5/13「西村佳哲さん新著「一緒に冒険をする」読書会」のご案内

 

 

『自分の仕事をつくる』という本でお馴染みの方も多そうな、西村佳哲さんの新しい著作『一緒に冒険をする』が先月届きました。今回は、この読書会を開催したいなと思います。

 

本についてはこちらを参考にしていただければ。

http://www.livingworld.net/blog/essays/1804_newbook/

 

読書会はこれまでに主催であまりやったことがないのですが、この本、そしてこのテーマは他の人たちとゆっくり感想をシェアしてみたいなと思いました。

 

「一緒に冒険をする」

 

どんなふうにこの言葉をみなさんが受け取られるのかはわかりませんが「関係性」のことだと受け取りました。

 

例えばこの本の冒頭に出てくる福祉の施設の話では、「支援する/支援される」の関係性だけではなく、一緒に何かを目指しているようなスタンスがとても印象的でした。また2つ目の市議会議員さんのお話でも、「まちのことを考える/まちのことは考えてもらう」という政治やまちづくりをみんなで一緒にやってこうという想いが印象的でした。

 

暮らしていると、何事も「する/される」という関係性になってしまい、「やってあげねば」「やってもらわねば」という関係性に固定されてしまうことがよくあるなぁと感じます。(それ自体はいい面もあれば、面白くなくなっちゃう面と両方あるので、別にどっちが良い悪いの話ではなく)

 

こういう関係性は時と場合によって使い分けれたらいいなと思う一方で、「わかりやすくないといけない」「きっちりやらないといけない」という意識が強くかかった時には、ついつい忘れてしまいがちになるなとも感じます。

 

今回はこの本を「一緒に」読み解いていきながら、タイトルにもあるように、この先にどんな景色があるのか「冒険」をしてみたいなと思いました。

 

「一緒に冒険する」ための方法論は特に見つからないかもしれません。それよりも、この「一緒に冒険をする」という言葉の意味を、自分の日常も思い出しながらじっくりかみしめてみるような、そんな読書会にできればと思います。

 

15~17時に感想をシェアする会をします。それまでに各自で読みたいだけ読んでおいてください。全部読んでなくても大丈夫なように進行したいなと思いますが、全く読んでいないとさすがに楽しめないと思います。なお、書籍は往来で購入もしていただけます。(特典のライナーノーツ付き)当日に購入していただくことも、事前に購入していただくこともできます。

 

例えばまだ本をお持ちでない方は、お昼すぎに往来で購入し、そのまま隣の公園、空堀のカフェ、または往来の中などで15時まで読みたいところだけ読んで参加する、ということもできます。

 

例えばもう全部読んだ!という方は15時からそのままご参加いただければOKです。

 

それまでの時間は思い思いに過ごしてください。

 

 

■日時

2018年5月13日(日)15:00~17:00

 

■参加費

500円

 

■定員

10名

 

■持物

各自『一緒に冒険をする』をお持ちください。

まだ購入されていない方は、往来でお買い求めいただけます。往来で購入された方には特典の「ライナーナーツ」が付いてきます。書籍代は1,800円+税です。

 

■お申込み

こちらの申込フォームよりお申込みください。