往来の「しごとそだて講座」について

2013年1月から不定期開催ではありますが、

コワーキングスペース往来で新たな講座シリーズ、

「しごとそだて講座」が始まります。

コワーキングスペースは「仕事をする」だけの場所ではないと思っています。

「仕事をする」というのは当たり前にあるとして、
往来は「仕事を“つくる”場所」でありたいと思っています。

受けた仕事をこなすのはできて当たり前で、

「こんなことできたら面白いんじゃないか」
「これを実現したい」
「なんだかよくわからないが気になってしょうがない」
そこから自らが動いて、続けて、形になって、新たな仕事になっていく。
たぶん今「受けている」仕事があるなら、その元もきっとそこなのかなと。
つまり自ら動かないと仕事は作れない。

でもそれを繰り返すことで、
徐々に「その人にしかできない仕事」ができていくんじゃないかなと思います。
誰もができることじゃないかもしれないけど、
「自分」を大切にした生き方をしたいのならば、
少なくとも受身だけでは、たぶん難しいでしょう。
でもここ最近、いろんなアイデアや社会資源をうまく使ったり、
身近な仲間や異分野の仲間などと絡まったりしながら、
自ら「仕事をつくっている」事例が増えている気がします。
そして、それがやりやすくなってきているようにも思います。

例えば「co（一緒に）working（働く）」ための場所として
コワーキングスペースが急速に増えているのも、
「仕事をどうやって作っていくか」という意思の集合がそうさせている、
といえるような気もします。
実際に、いろんな人と流動的に絡まりながら、
その都度新たなアイデアやチャンスにトライ＆エラーでチャレンジしていく。
そのための「場」であったり、触媒になる「人」だったりがそこにある。
それが「コワーキング」という「共に働く」働き方の醍醐味だと思います。

そこで、コワーキングスペース往来では
「仕事をつくる」ための長いプロセスを「仕事を育てる」と捉え、
役に立つアイデアや社会資源、テクニックなどを学ぶことを目的にした講座を
「しごとそだて講座」というシリーズで企画していきたいと思います。